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【症例報告】顎関節症(開口障害:関節円板前方偏位・嵌頓)

【症例報告】顎関節症(開口障害:関節円板前方偏位・嵌頓)

【症例報告】顎関節症(開口障害:関節円板前方偏位・嵌頓)

年齢:19歳/女性 症状:開口障害、顎関節の痛み、咀嚼時の引っかかり感

■ お悩み 1日前から突然「口が開きにくい」と感じ、次第に顎関節部の痛みが増悪。来院時は 指1本半程度(約20mm)しか開かず、朝の歯磨きや食事開始時の開口で痛みが強く出ていた。口を開けると顎関節前方で“引っかかる”感覚があり、無理に開こうとすると鋭い痛みが走る。特に硬いものを噛む動作や、あくびの際に強い不快感があり、生活動作に大きな支障をきたしていた。

 

■ 初回評価 問診・視診・触診および顎関節の徒手検査を実施。 特徴的だったのは、 開口時に関節円板の“戻るクリック”がなく、終始ひっかかる感覚が持続 顎関節前方での圧痛 外側翼突筋部の強い緊張 偏位(デビエーション)を伴わない開口制限 これらの所見より、関節円板が前方に偏位し、かつ復位できず嵌頓している状態(復位不能性関節円板前方偏位) と判断した。 頸椎性の放散痛、咬筋の単純な過緊張、歯科由来の疼痛などもスクリーニングしたが、今回の症状の主原因とは考えにくく、外側翼突筋の過緊張と円板の前方ロッキングが最も妥当と評価。

 

■ 初回治療

● 治療 顎関節の円板は 外側翼突筋上頭と連結 しており、外側翼突筋の過緊張が続くと、円板を前方に牽引し復位不能となる。 そのため、外側翼突筋の緊張を取り除く関節円板が戻るスペースを作る顎関節の滑走運動を再獲得するという順で治療を進めた。

● 実施治療 外側翼突筋への特殊刺鍼 → 円板前方牽引の主因となる筋緊張を解除 顎関節マニュピレーション → 下顎頭を後方・下方に誘導し、円板復位を促す 咀嚼筋(咬筋・側頭筋)の軽度緩和操作

● 初回治療後(開口量) 開口幅:約20mm → 32mmに改善 “引っかかり感”が軽減し、痛みの質が鋭痛→鈍痛へ 食事時の不快感が明らかに軽減

 

 

■ 治療方針 外側翼突筋刺鍼と顎関節マニュピレーションを3〜5回集中的に実施。 その後、咀嚼筋のバランス調整や顎関節可動域の再教育、生活指導(片側咀嚼や頬杖などの禁止)を行い、再発しにくい状態へ導く。

■ 10回目治療 開口量:45mmまで改善(指3本分) 咀嚼時の引っかかり感:消失 顎関節前方の痛み:軽度の圧痛のみ 朝の開口時のこわばり:ほぼ消失 円板復位後は、下顎頭の滑走運動がスムーズになり、咀嚼筋の緊張も大幅に減少。顎関節の全体的な動きの調和が取れたため、治癒に向かって安定。

■ 卒業(治癒) 開口障害:解消 顎関節痛:消失 咀嚼動作:問題なし あくびや大開口時の痛み:なし 外側翼突筋の過緊張と関節円板の前方偏位が改善し、滑走運動が正常化。再発リスクの低い状態で卒業となった。

 

■ 同じような症状でお悩みの方へ 顎関節症は 「そのうち治る」 と放置されがちですが、関節円板が嵌頓した状態では自然に戻らないことも多く、 開口量の低下 慢性化 咀嚼筋の二次的緊張 へ進むケースが非常に多いです。 顎関節の“引っかかり”や“開けにくさ”が続く方は、 正確な評価と外側翼突筋への適切なアプローチが必要です。 痛みや開口の不調を感じた場合は、 市川駅直結のわかば鍼灸整骨院市川本院 にお気軽にご相談ください。

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