手や指のしびれは、神経の通り道のどこかが圧迫されたり、滑走障害が起きたり、血流が低下している場合に発生します。

とくに上肢では、首（頚椎）から出た神経が、肩〜腕〜肘〜手首を通って末端へと向かう過程で、筋肉・骨・靭帯などの構造物の間を通過しています。

この通過部で「締め付け」や「癒着」が起こると、ビリビリ・ジンジンといったしびれ症状が生じるのです。

手や指のしびれの代表的な原因には以下のような疾患や機能障害が考えられます：

頚椎症（首の変形や椎間板の突出による神経圧迫）

胸郭出口症候群（鎖骨や肋骨周辺で神経・血管が圧迫される）

肘部管症候群（肘の内側で尺骨神経が締めつけられる）

手根管症候群（手首の手根管内で正中神経が圧迫される）

猫背・巻き肩・デスクワーク姿勢などによる筋緊張

ストレスや自律神経の乱れによる血流障害

これらは単体で起こる場合もあれば、複数の原因が複雑に絡んでいるケースも多いため、しびれの「出る位置」「姿勢との関連」「時間帯」などを細かく評価する必要があります。

しびれの解消には、単なるマッサージや一時的な電気刺激では不十分です。

原因部位の特定と、それに応じた神経・筋膜・血流への多角的なアプローチが必要です。

とくに大切なのは、

神経の滑走性と余裕を取り戻すこと

周囲の筋膜や関節可動域を正常に戻すこと

神経過敏を抑え、痛みのループを断ち切ること

これらに取り組むことで、しびれが再発しにくい身体へと改善されていきます。

市川駅徒歩30秒のわかば鍼灸整骨院市川本院では、以下のような施術を組み合わせて、手・指のしびれに対応しています。

① ハイボルト治療
首や肩、肘、手首などしびれの原因となる部位に高電圧刺激を与え、神経の興奮を抑えながら痛みの回路をリセットします。

② 現代的鍼治療
前斜角筋、小胸筋、橈側手根屈筋など、神経の通過部位の緊張をピンポイントで緩め、深部からの血流改善と筋膜解放を行います。

③ 解剖学に基づく手技療法
頚椎・肩甲帯・肘・手関節の関節モビライゼーションや滑走調整を行い、神経の通り道を整え、動作時のしびれ軽減を図ります。

手や指のしびれは、「放っておけば治るだろう」と考えがちですが、放置することで慢性化や神経障害に移行するリスクもあります。

市川駅徒歩30秒のわかば鍼灸整骨院市川本院では、「どこで神経が阻害されているのか」を的確に評価し、その場しのぎではない施術を行います。

「手のしびれが気になって集中できない」「日常生活に不便を感じる」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたのしびれの原因を一緒に見つけ、改善への道筋をご提案します。