症例報告
【症例報告】自損事故による右足首の捻挫
【症例報告】自損事故による右足首の捻挫
人身傷害保険特約により治療継続/ギプス固定1ヶ月+リハビリ1ヶ月で治癒
年齢:58歳/男性
症状:右足首外側痛、荷重時痛、歩行困難、腫脹・熱感
■ お悩み
単独で運転中、危険を避けようと強く急ブレーキを踏んだ際、右足首を内反方向に強く捻って受傷。直後から足首外側に鋭い痛みが走り、体重を乗せると激痛が出現。翌日になっても腫れ・熱感が強く、歩くことが困難だったため来院。
自損事故であったが、人身傷害保険特約の適用により治療費が補償されるケース であった。
来院時の主訴は
-
歩行痛が強く、足を引きずる
-
足首外側の腫脹が顕著
-
体重を乗せると10段階の10の痛み
-
夜間痛と安静時のズキズキする疼痛
など、明らかにレベルの高い捻挫症状を呈していた。
■ 初回評価
問診・視診・触診に加え、足関節捻挫に必要な検査を実施。
● 評価内容
-
外果周囲の腫脹・圧痛の範囲を明確化
-
前距腓靭帯(ATFL)・踵腓靭帯(CFL)の徒手ストレス検査
-
距骨傾斜テスト・前方引き出しテスト
-
ROM検査(背屈・底屈・内外がし)
-
MMT(足関節周囲筋群の筋力)
-
歩行評価(跛行の程度確認)
● 初期所見
-
ATFL部に著しい圧痛
-
前方引き出しテスト陽性
-
外側靭帯損傷グレードⅡが疑われる状態
-
ROM:背屈・底屈ともに痛みで制限
-
歩行不能に近く、荷重は困難
重度の内反捻挫であり、ギプス固定が妥当な損傷レベル と判断。
■ 治療方針
症状の程度・徒手検査の結果から、
1ヶ月のギプス固定 → 1ヶ月のリハビリ
という2ヶ月間の計画で治療を進めることとした。
併せて、人身傷害保険特約の活用により、自損事故でも適切な治療が継続できるよう保険会社との連携も行った。
■ 1ヶ月目(ギプス固定期)
-
完全免荷を徹底
-
松葉杖歩行を指導
-
患部の炎症管理(アイシング・固定内の安静確保)
-
腓骨筋群・下腿三頭筋などの廃用予防のための 非荷重下での軽運動 を指導
経過
2週目:腫脹が軽減、夜間痛軽減
3週目:自発痛が減り、非荷重であれば疼痛が10→3程度まで改善
4週目終了時:ギプス除去を決定
■ 2ヶ月目(リハビリ期)
ギプス除去後は、筋力低下と可動域制限が明らかであり、積極的な機能回復を実施。
● リハビリ内容
-
物理療法(立体動体波・微弱電流):腫れ・痛みの鎮静
-
関節可動域訓練(ROM):背屈・底屈・内反・外反の改善
-
MMTに基づく筋力トレーニング:腓骨筋群・前脛骨筋
-
バランス訓練:足部固有感覚の回復
-
歩行訓練:正しい荷重の獲得
-
手技療法:筋緊張の緩和と関節の動きの再教育
経過
5週目:歩行痛は10→4、軽い荷重が可能
7週目:正常歩行に近づく
8週目:段差昇降・軽いジョグ動作が痛みなく可能に
可動域・筋力ともに正常範囲まで戻り、スポーツ動作にも耐えられる状態に回復。
■ 卒業(治癒)
-
歩行痛:消失
-
可動域:完全回復
-
筋力:MMT正常
-
軽運動:問題なし
-
生活動作:完全復帰
2ヶ月の治療・リハビリにより、右足関節は正常な機能を取り戻した。
■ 同じような事故でお悩みの方へ
自損事故は「治療できない」と誤解されがちですが、
人身傷害保険特約があれば、過失に関係なくしっかり治療できます。
足首の捻挫は軽視されがちですが、実際は靭帯損傷を伴うケースが多く、
適切な固定とリハビリを行わないと
-
慢性足関節不安定症
-
再発性捻挫
-
スポーツ時の支障
につながるリスクがあります。
痛みや腫れが続く場合は、
市川駅直結のわかば鍼灸整骨院市川本院 へお気軽にご相談ください。















